ただし血糖値は一般に血漿で評価(採血が難しい小児では血清の血糖値も汎用)
- 血清=抗凝固薬を加えずに放置した上清で凝固因子を含まない
- 血漿=抗凝固薬を加えて遠心分離した上清で凝固因子を含む
ただ採血後,血糖は赤血球などによって消費され時間とともに低下します
全血のまま室温で保存すればおおよそ1時間あたり約10mg/dLの低下
よって通常は血糖値(とHbA1c)の測定に特別なスピッツを用いています
- 血糖とHbA1cスピッツ:抗凝固かつ解糖防止作用を有するフッ化ナトリウム入
- 通常の生化用スピッツ:血清分離剤と凝固促進剤(フィルム)入,抗凝固薬なし
(投稿者 川崎)
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