1907年に米国の病理学者であるGeorge Hoyt Whippleにより報告された炎症性疾患
原因菌 Tropheryma whippelii の培養に成功したのは今世紀に入ってから
- 40歳以上の白人男性に多く,腸管を中心に心臓や肺、中枢神経などの全身臓器に感染
- 症状は下痢,脂肪便,体重減少,発熱,リンパ節腫脹,心内膜炎,胸膜炎,関節炎など
- 診断はPAS染色陽性となる炎症細胞内顆粒,PCR,16S rRNA遺伝子の証明など
- 治療はSM+PCGあるいはSM+CTRXを2週間投与した後にST合剤を1~2年内服する
詳細はこちら ⇒ Whipple's disease. N Engl J Med. 2007;356:55-66.
(投稿者 川崎)
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