三徴は関節炎・尿道炎・結膜炎で,現在では反応性関節炎と呼ばれることの方が多い
初報はHans Reiterの「赤痢後に関節炎・尿道炎・結膜炎を示した1例」
Reiter H. Deutsche medizinische Wochenschrift. 1916;42:1535–1536
- 頻度 欧米白人で人口10万人当たり年間4~6人(本邦ではもっと稀)
- 疫学 好発年令は20代が最多で,男女比は5~6:1で男性に多い
- 感染 赤痢,サルモネラ,エルシニア,クラミジア,キャンピロバクターなど
- 治療 NSAIDs,ステロイド局注(難治例はメトトレキサートやアザチオプリン)
- 予後 多くは自然治癒するが,一部は慢性の脊椎関節症に移行(20%程度)
0 件のコメント:
コメントを投稿