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2017-04-03
S状結腸軸捻転 vs 精神疾患
S状結腸捻転症手術35例の検討(
日本腹部救急医学会雑誌2012;32:583-586
)
下剤服用 51%
脳血管障害 51%
歩行不能例 45%
向精神病薬 34%
S状結腸捻転症20例の検討(
日本腹部救急医学会雑誌2014;34:1089-1094
)
神経筋疾患 60%
腹部手術歴 35%
下剤常用例 30%
精神疾患 25%
抗精神病薬による慢性的な腸管運動障害のため,腸管拡張および腸間膜過長から大腸の可動性が増大して捻転を発症すると考えられている.同様の機序でHirschsprung病や長期臥床,便秘もS状結腸軸捻転のリスクである.
(投稿者 川崎)
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