ベルリンの臨床医Moritz Heinrich Romberg(1795-1873)が1846年の自著で報告
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- 方法 足をそろえ直立保持し,その後に閉眼するよう依頼
- 判定 倒れれば陽性(検者が必ず支えられるように)
- 解釈 感覚性失調(位置覚の消失による失調)を示唆
- 疾患 亜急性脊髄連合変性症,脊髄癆,糖尿病性ニューロパチーなど
注意すべきことは本試験は小脳失調を判定するものではない.小脳性運動失調では開眼していても直立保持ができない(もちろん閉眼時も不能).開眼時に直立できなければロンベルグ徴候は陰性である.
(投稿者 川崎)
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