- 疫学 乳児や幼児に多い(2歳頃までに軽快しやすい),先天性食道閉鎖症の約10%に合併
- 症状 犬吠様咳嗽,持続する喘鳴,繰り返す呼吸器感染,チアノーゼ発作,無呼吸など
- 診断 気管支鏡で呼気時に気道閉塞の確認,吸気と呼気時のCT(目安は>50%の虚脱)
- 原因 軟骨部/膜性部の低下(通常は4~5),発育異常,大動脈などによる圧迫など
- 治療 呼気終末陽圧管理,人工呼吸,気管切開,外・内ステント術,大動脈前方固定術
小児の疾患と捉えられることが多いが成人でも稀ながら報告されている点に注意
数年来喘息と誤診されていた中年男性例 ⇒ 日呼吸会誌 2000;38:476-479
※今回経験した症例は先天性心疾患を合併した学童でnasal highflowが有効であった
(投稿者 川崎)
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