ヘパリンの投与量は単位(U or units)で表記されることが多いが心臓外科領域ではmgで表記することもある
実例 After systemic heparinization 3 mg/kg (全身を3mg/kgでヘパリン化した後:50kgなら18,750単位)
ヘパリン要約
- 1916年に発見された分子量5,000~20,000の血液凝固阻止物質
- ATⅢと特異的に結合してトロンビンや活性型X因子などを阻害
- 生体内では肝臓で生成されるためheparinと命名(hepato=肝の)
- 効果発現:静脈内投与では速やか/皮下投与では20分~60分
- 生物学的半減期:100単位/kgで1時間/200単位/kgで1.5時間
- 分布:上皮細胞やマクロファージと結合/腎排泄(3~4時間で40%)
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