核酸のアデノシンを加水分解しイノシンとアンモニアを生成する酵素
体内に広く分布するが腸管粘膜・胸腺・脾臓・扁桃やリンパ球で高活性
- 基準 5.0~20.0U/L
- 高値 肝疾患,血液疾患,感染症,悪性腫瘍など
- 低値 ADA欠損による重症複合免役不全症,癌性胸膜炎など
胸水中のADAが高値(例:40-50U/L以上)なら結核性胸膜炎の可能性が高い
ADA 60U/Lをカットオフとすると感度95%,特異度96%(Chest. 1999;116:97-103)
ただし胸水のリンパ球優位が必須条件 ➽ 好中球優位ならADA上昇でも細菌感染を疑う
(投稿者 川崎)
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