- 食餌性イレウスは全イレウスの原因の約4%,手術症例の0.3~2.1%
- 原因はコンニャク,餅,海藻類,線維の多い野菜など(84例の検討)
- 種子も10例が報告がある(梅6例,びわ・桃・マンゴー・柿が各1例)
- 治療はイレウス管,無効なら手術(ミルキングを試み不可能なら腸切開)
(参考文献:日臨外会誌 2006;67:1572-1575)
イレウスや腸閉塞の再発予防には,早食いや過食の禁止に加えて,上記食物の過剰摂取も避けたい
用語的には「食餌性腸閉塞」が正しいと思われるが,学術的にも「食餌性イレウス」が多用されている
➜ イレウスと腸閉塞の違いは コチラ からどうぞ
(投稿者 川崎)
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