- 細くて多様性(特に長さ)に富むグラム陰性桿菌GNRと貪食像
- 嫌気性菌フソバクテリウム Fusobacterium の疑い(ただし培養で確認できず)
- 僅かに認めたグラム陽性桿菌GPRは培養では発育してこなかった
- 検体が鼻腔粘膜を含むため線毛上皮細胞を多くの視野で認めた
フソバクテリウムは偏性嫌気性菌であるためグラム染色で疑って嫌気性培養を追加する必要がある
他の代表的な偏性嫌気性菌
- クロストリジウム・パーフリンジェンス (いわゆるガス壊疸菌)
- クロストリジウム・ディフィシル (偽膜性腸炎の起炎菌)
- バクテロイデス・フラジリス (正常糞便菌叢の95%で日和見感染の原因になる)
😶 偏性嫌気性菌に有効な抗菌薬は コチラ からどうぞ
(投稿者 川崎)
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