- 病態 グラム陽性のActinomyces属細菌による慢性化膿性肉芽腫性疾患
- 分布 土壌を中心として自然環境に広く棲息している/口腔内にも常在
- 部位 頸部顔面(6~7割),腹部(約2割),胸部(約1割),子宮,全身性など
- 採血 局所の炎症のため白血球やCRPが必ずしも高値を示すとは限らない
- 画像 腫瘤状陰影を示す(悪性疾患を否定することは困難なことが多い)
- 診断 病理検体から菌体の検出(画像診断では腫瘍や結核との鑑別難)
- 治療 長期間の抗菌薬投与(数ヵ月のペニシリンGなど),外科的切除併用
腹部放線菌症は回盲部に多いようです 😞 多くの症例で術前診断できていない点にも注目
(投稿者 川崎)
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