1969年Madigan,1975年Rutter,1983年du Boulayらが確立
- 定義 粘膜脱出に起因する組織学的な粘膜固有層の平滑筋繊維と膠原繊維の増生
- 病因 排便時の機能的あるいは器質的な異常運動による機械的刺激と虚血性変化
- 疫学 男性優位(女性優位の報告もあり)/20~30 歳代の若年者/10万人に1人程度
- 症状 排便時出血,粘液排出,会陰痛,残便感,肛門脱出,テネスムス,長時間トイレ
- 合併 痔核(約50%),精神疾患(約20%),顕性直腸脱(約20%)
- 分類 隆起型69%,潰瘍型21%,平坦型10%(+混合型,深在性囊胞性大腸炎型)
- 治療 保存的治療(いきみ回避・緩下剤・直腸刺激坐剤・食物繊維),稀に外科的治療
👻 参考文献 日本大腸肛門病学会雑誌 2010;63:531-4/日本消化器内視鏡学会雑誌 2014;56:494-503
(投稿者 川崎)
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