- 対象 症候性の急性肺血栓症で入院し深部静脈血栓が残存する399例
- 方法 回収型の下大静脈フィルター留置+抗凝固薬 vs 抗凝固薬のみ
- 結果 3ヵ月と6ヵ月の死亡・出血・血栓症・フィルター合併症に有意差なし
系統的レビューとメタアナリシス (J Am Coll Cardiol 2017;70:1587-97)
- 下大静脈フィルターは肺血栓の再発リスクを低減(オッズ比0.50,95%信頼区間0.33-0.75)
- 下大静脈フィルターは深部静脈血栓のリスクを増大(オッズ比1.70,95%信頼区間1.17-2.48)
- 下大静脈フィルターは肺血栓関連死を有意に低下させず(オッズ比0.51,95%信頼区間0.25-1.05)
- 下大静脈フィルターは総死亡を低下させない(オッズ比0.91,95%信頼区間0.70-1.19)
(投稿者 川崎)
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