- 発作性AFで発症早期である(48時間未満)➜ 薬理学的徐細動(ジソピラミドやベラパミルなど)➜CHADS2スコアから抗凝固薬の適応を判定
- 発作性AFで発症早期でない(48時間以上)➜ 心不全の発症や血栓の存在など合併症の有無を判定(安易に薬理学的徐細動は行わないこと)
- 慢性AFで頻脈が動悸の原因と考えられる場合 ➜ 感染や心不全など頻脈化する背景疾患の検索(安易にβ遮断薬やベラパミルを投与しないこと)
- 慢性AFで徐脈が動悸の原因と考えられる場合 ➜ 徐脈の原因を評価(完全房室ブロックの合併や薬剤性:β遮断薬やベラパミルなど) ➜ 必要時応じて一時ペーシング
(投稿者 川崎)
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