👉 背景
長時間の坐位が死亡率の上昇と関連することを示す多数の研究データがある.複数の機序が推察されていて,坐位に伴う深部静脈血栓の関与は無視することができない.貧乏ゆすりがその予防に有効である可能性はあるが,あまり検討はされていない(ようです).
長時間の坐位が死亡率の上昇と関連することを示す多数の研究データがある.複数の機序が推察されていて,坐位に伴う深部静脈血栓の関与は無視することができない.貧乏ゆすりがその予防に有効である可能性はあるが,あまり検討はされていない(ようです).
👂 面白い研究の紹介
Sitting Time, Fidgeting(貧乏ゆすり), and All-Cause Mortality in the UK Women’s Cohort Study (Am J Prev Med 2016;50:154-60)
Sitting Time, Fidgeting(貧乏ゆすり), and All-Cause Mortality in the UK Women’s Cohort Study (Am J Prev Med 2016;50:154-60)
- 方法 英国女性12,778人(年齢37-78歳)を12年間に渡ってフォロー
- 項目 1日の坐位時間,貧乏ゆすり,運動,食事,喫煙,飲酒,予後
- 結果 7時間以上の坐位は死亡率を上昇させるが貧乏ゆすりで改善
👻 つぶやき
本研究では死因(深部静脈血栓の有無を含む)は検討されていないため,貧乏ゆすりが死亡率低下に関連した機序は不明です.個人的には深部静脈血栓の予防であったら面白いと思いますが,別の要因として筋肉によるエネルギー消費(運動効果)が従来から指摘されているようです(Annu Rev Public Health 2011;32:349-65)
本研究では死因(深部静脈血栓の有無を含む)は検討されていないため,貧乏ゆすりが死亡率低下に関連した機序は不明です.個人的には深部静脈血栓の予防であったら面白いと思いますが,別の要因として筋肉によるエネルギー消費(運動効果)が従来から指摘されているようです(Annu Rev Public Health 2011;32:349-65)
👉 他の都市伝説
(投稿者 川崎)
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