- 終末期心不全 ➜ 呼吸困難(60~88%),全身倦怠感(69~82%),疼痛(35~78%),抑うつ症状(入院症例の70%)(参考:急性・慢性心不全診療ガイドライン 2017年改訂版)
- 2018年の診療報酬改訂 ➜ 「緩和ケア診療加算」の対象に特定の要件を満たす「末期心不全」患者が追加/(1日につき390点)
- 算定条件 ➜ 「緩和ケアチームのうちいずれか1人は専従。ただし、緩和ケアチームの診療患者数が1日15人以内の場合は、いずれも専任で差し支えない」
末期心不全の定義 以下のア~ウまでの基準及びエ~カまでのいずれかに該当
- ア) 心不全に対して適切な治療が実施されている。
- イ) 器質的な心機能障害により、適切な治療にかかわらず、慢性的にNYHA重症度分類Ⅳ度の症状に該当し、頻回又は持続的に点滴薬物療法が必要な状態。
- ウ) 過去1年以内に心不全による急変時の入院が2回以上。
- エ) 左室駆出率が20%以下。
- オ) 医学的に終末期であると判断される状態。
- カ) エ又はオに掲げる状態に準ずる場合。
(投稿者 川崎)
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