- SCLS=Systemic capillary leak syndrome
- 血圧低下,低アルブミン血症,血液濃縮の三徴候を繰り返す病態
- 米国の内科医Clarksonらが提唱(Am J Med 1960;29:193-216)
SCLS(日内会誌 2016;105:92-8)
- 症状 発熱・嘔吐・下痢 ➜ 筋痛・脱力・血圧低下・全身浮腫 ➜ 約1週間で改善(下図)
- 機序 血管内皮障害による血管透過性の亢進(アポトーシスやサイトカイン関与の疑い)
- 頻度 世界で200症例余,日本で約40例(ただし疾患の認識と共に症例数は経年的に増加)
- 治療 対症療法(ステロイド?),近年免疫グロブリン大量静注療法が注目されている
- 予後 5年生存率は70%と不良(免疫グロブリン大量静注療法による予後の改善に期待)
😑 分かりにくいので症例報告の一読をオススメ
(投稿者 川崎)
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