- 1949年にスイスの心理学者コッホが考案(ドイツ語で刊行し1952年に英語版の訳書)
- バウム(ドイツ語 Baum=木)の描写から,その絵に隠された心情や深層意識を判定する
- 臨床現場でしばしば使用される心理検査の一つ(他にロールシャッハテストなどがある)
- 英語での表記は Tree test,Tree-Drawing Test (TDT),Koch's Baum Test,Koch test など
方法
解釈
- 被検者にA4の白紙と4Bの鉛筆、消しゴムを渡す
- 被検者に「実のなる木を描いて下さい」と指示
解釈
- 空間象徴:樹木の配置 ➜ 社会での自らの位置付けと対人関係の場でのあり方を推測
- 形態分析:樹木の形 ➜ 年齢段階に従って分析する(発達とともに形態が変化してくる)
- 動態分析:鉛筆の動き ➜ 同じ形態の樹木でも,鉛筆の動きから性格を推測可能である
(投稿者 川崎)
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