このブログを検索

2019-11-19

妊産婦に対する抗菌薬の選択

●添付文書上、禁忌の薬剤
ニューキノロン系、ST合剤、メトロニダゾール(3ヵ月以内)
●添付文書上、禁忌ではないが避けるべき薬剤
テトラサイクリン系、アミノグリコシド系
●安全と考えられる薬剤
ペニシリン系、セフェム系、マクロライド系、クリンダマイシン


ただし、ニューキノロン系に関しては添付文書上禁忌であるが、妊娠初期に妊娠と知らずに服用・投与された場合(偶発的使用)でも、臨床的に有意な胎児への影響はないと判断してよいとされている。


【参考】
産婦人科診療ガイドライン-産科編2017
日化療会誌 65(1):4-9,2017

(投稿者 小森)

0 件のコメント: