・尿量減少
・排尿反射の低下
・排尿知覚の低下
などの作用で総合的に夜間頻尿を抑えると考えられている。
プロスタグランジン(PG)は膀胱平滑筋を収縮させるだけでなく、膀胱知覚神経にも作用し求心性活動を増加させ、排尿反射を亢進させる。ロキソニンはPG産生を抑制することで、そこに拮抗する。
さらに、PG産生抑制→腎血管収縮による腎血流量減少+ヘンレループでのNa再吸収増加+抗利尿ホルモン作用亢進→尿量減少を引き起こすと考えられている。
ただし、夜間頻尿に対するロキソニンの使用は適応外であり、エビデンスレベルが高くないことに注意。
(投稿者 小森)
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