- 早期再分極はShipleyとHallaranに見いだされ(Am Heart J 1936;11:325-45)しばしばJ波を伴う
- 早期再分極は正常人の1~5%,ER受診例の10~15%に認める(Am J Emerg Med 2001;19:25-8)
- Haïssaguerre(読み方:アイサゲール)らが予後不良を指摘(早期再分極症候群 or J波症候群)
- ただし上記研究(N Engl J Med 2008;358:2016-23)の対象はVF蘇生症例で通常の心電図ではない
- その後,早期再分極+J波は形態でリスク分類できることが判明(Circulation 2011;123:2666-73)
- J波後に水平or下降型STが続く例(下図AやB)は予後不良であるが上昇型STならおそらく予後良好
参考)心電図ハンター①(←お薦め 😙)/心電図ハンター②(ともに中外医学社)
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿