- 横隔膜と肝右葉前面の間に消化管(多くは結腸)が貫入した病態
- ギリシャの放射線科医Demetrius Chilaiditiが1910年に報告(※)
- 肝横隔膜間結腸嵌入症や結腸横隔膜症候群と呼ばれることもある
- 多くの症例は無症状/稀に上腹部不快感や胸部不快感,悪心など
- 通常は経過観察あるいは保存的治療で,腸閉塞時には外科的治療
- 頻度は定期集団検診で 67,519人中2例(0.003%)〜0.015%程度
😊 名前がとても印象的な症候群です.僕の父親も検診で撮影した腹部X線でコレでしたが,20年後の今も元気にしています.
(投稿者 川崎)
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