- 2016年にキューバのハバナにある米国大使館やカナダ大使館の職員に発生した健康被害
- 精神説や単にコウロギ説もあるが,音響兵器(特にマイクロ波)の可能性が疑われている
- 患者総数は130名以上で,症状は頭痛やめまい,悪心,耳鳴り,聴覚障害,記憶喪失など
- 近年では,トップジャーナルにも取り上げられている(例えばLancet 2021やJAMA 2019)
🐱 おまけ
- キューバはスペイン人のディエゴ・ベラスケスらによって1514年に征服されました.その首都であるハバナの名称(スペイン語: La Habana)は,先住民タイノ族(Taíno)のリーダーであるHabaguanexから来ているようです.
- ハバナを愛した文豪といえばヘミングウェイで,代表作「老人と海」をハバナで書き上げています.その硬派なイメージからハバナ産の高級葉巻が嗜好品かと思いきや,タバコとは無縁の生活だったようです(お酒は多飲ですが…)
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(投稿者 川崎)
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