- 大脳は目立つ脳溝を境界として前頭葉・側頭葉・頭頂葉・後頭葉・島葉・辺縁葉の6つの脳葉で構成
- 頭頂部は前頭葉(Frontal lobe)と頭頂葉(Parietal lobe)から成り,境界は中心溝(Central sulcus)
- よって頭頂部にあっても中心溝より前方の部分は頭頂葉ではなくて前頭葉になるため注意が必要です
🔍 中心溝アラカルト
- 画像検査で中心溝を同定するいろいろな所見があるようですが,逆
Ω サイン(inverted omega sign:下図中央)は分かり易い気がします.ちなみに inverted−omega shape sulcus(このΩ の形をした部分)は,手の運動野にあたります(復習 ➜ ペンフィールドの地図) - 中心溝の別名はローランド溝(the fissure of Rolando)で,イタリアの解剖学者 Luigi Rolando (1773–1831)に由来します.Luigi(ルイージ)はマリオの相棒として有名ですが,任天堂の米国法人がイタリア人に多く語呂の良い名前をさがして(適当に?)命名したようです(※)
(投稿者 川崎)
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