- 視床下部の室傍核と視索上核で合成されて,下垂体後葉から分泌されるホルモン
- 9個のアミノ酸からなるペプチドホルモン (Cys-Tyr-Ile-Gln-Asn-Cys-Pro-Leu-Gly)
- 発見は英国の脳科学者デール(J Physiol 1906;34:163-206 ← 昔の論文が読めます)
- 語源はギリシャ語 ὠκυτόκος(ōkutókos)に由来する(oxús=迅速+tókos=出産)
- 作用は平滑筋の収縮や分娩時の子宮収縮,乳腺の筋線維収縮による乳汁分泌など
💕 つぶやき
- オキシトシンは出産や子育てに関連するため,”母親ホルモン”や“愛情ホルモン”の別名があります.また疼痛緩和や不安軽減,共感増強などの効果も有するため,“幸福ホルモン”とも呼ばれるようです.
- ホルモンには比較的詳しい内科医が,オキシトシンに関してあまり知らない(😅 僕だけ?)のは興味深い事実かもしれません.実は非医療関係者の方が,よく知っている数少ないホルモンだったりして…
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(投稿者 川崎)
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