- 外力で皮膚が真皮深層まで裂けた急性損傷(部分層損傷)のことで,邦名は皮膚裂傷
- 高齢者の四肢に発生しやすく,強い痛みを伴い,粗有病率は1%弱(年齢と共に上昇)
- 要因には皮膚疾患や乾燥,医療用テープの貼付,皮膚への過度のストレス,透析など
- 実例:腕のテープをとった時に皮膚も剥がれた/柵と下腿がぶつかって皮膚が裂けた
- 予防(保湿剤,医療用シリコンテープ,被覆材,長着衣)と医療スタッフ教育が大切
- 対応は出血コントロールと洗浄,皮弁を戻す,外用薬や非固着性ガーゼ他による保護
- 持続的圧迫から生じる褥瘡(床ずれ)とは異なる機序でもちろんスキンケアとも違う
💁 皮膚の関連投稿 ➜ コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿