- 循環器学会用語集(第4版)には日本語・英語ともに登録なし
- 急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)にも記載なし
- PubMedのデータベースでは"subacute myocardial infarction"は120編の論文が検索される.ただし"acute myocardial infarction"の63,023編や"myocardial infarction"262,741編と比較するとかなり少ない.
- 200年以上の歴史があるNew England Journal of Medicineでも"subacute myocardial infarction"という用語の使用は僅かに3度のみ(※)
- Google Scholarでは”亜急性心筋梗塞”は82編あり.ただし”急性心筋梗塞”の16,100編と比較して圧倒的に少ない
ひとり言 😓
- 亜急性心筋梗塞は語感もなんとなく良くないし…あまり使わない方がいいかも.ただしrecent myocardial infarction (RMI) は臨床現場でよく使われています.急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版)には使われていませんが,循環器学会用語集(第4版) には収録されています.ただしその邦訳は”最近の心筋梗塞”で,こちらもあまり冴えませんが…
💁 用語に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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