- 主として肝臓で産生されるヘモグロビン(Hb)結合蛋白で,血中Hbがあると迅速かつ強固に結合する
- その後に細網内皮系に取り込まれて分解処理(遊離型Hbの毒性中和+腎糸球体からのHb喪失防止)
👻 基準値
- 1-1型 83~209 mg/dL
- 2-1型 66~218 mg/dL
- 2-2型 25~176 mg/dL
減少 ➜ 溶血性疾患,肝脾疾患,先天性無ハプトグロビン血症,薬物投与など
上昇 ➜ ネフローゼ,亜急性甲状腺炎,悪性腫瘍,感染症,月経期,薬物など
参考)SRL総合検査案内
👾 おまけ
- ハプトグロビンの名称はヘモグロビンのグロビン(globin)に親和性を有するハプテン(hapten)に由来している
- ハプテンとは低分子で単独では抗原にはならないが,適当なタンパク質に結合することで抗原となることができる物質
(投稿者 川崎)
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