- 脳症,網膜動脈分枝閉塞,難聴を特徴とする微小血管障害(多発性硬化症と鑑別要)
- 原因は不明であるが小動脈の内皮細胞に対する抗体産生による自己免疫疾患の疑い
- 初報は米国の脳神経科医スサックらによる女性2例の報告(Neurology 1979;29:313-6)
- 治療は免疫抑制剤やプレドニゾンなどのステロイド,静脈内免疫グロブリンなど
- 10症例の検討では受診時の平均年齢は38歳(30〜45歳)で男性4例,女性6例(※)
😓 読み方問題
- 日本語表記ではスザック症候群やササック症候群などを認めます.中枢神経内多発血管症と記載している論文もありましたが(※),あまり普及していないようです.YouTUBEではスサックと聞こえますが,pronouncekiwiではスザックが多いようです.
(投稿者 川崎)
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