🔒 CADASIL(cerebral autosomal dominant arteriopathy with subcortical
infarcts and leukoencephalopathy)
- 常染色体優性遺伝(NOTCH3変異)で若年性脳梗塞を発症
- 40~50歳(日本では60歳以上が多い)で発症し性差はない
- 一過性脳梗塞やラクナ梗塞を繰り返し,認知症やうつ症状へ
- 前兆を伴う片頭痛を認めることがある(全症例の20~30%)
- MRI のT2強調画像で前頭極と外包に対称的に高信号域あり
- 皮膚生検などで小・細動脈の血管壁肥厚+血管内腔狭小化
🔓 CARASIL(cerebral autosomal recessive arteriopathy with subcortical
infarcts and leukoencephalopathy)
- 常染色体劣性遺伝(HTRA1遺伝子変異)
- 頭部MRI所見で多発性ラクナ梗塞の所見
- 早発性の禿頭と腰痛,脊椎変形などあり
- CADASILほど片頭痛の発作は合併しない
カラシル カダシル
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿