💠 Surfactant Protein-D
- 極めて肺に特異的な物質でII型肺胞上皮細胞肺で産生される
- 間質性肺炎の病勢把握および予後予測因子として有用である
- 正常値<110ng/ml(血清 0.5mlで測定でき判断料144点)
- 病的状態で上皮内皮細胞間関門が破壊され血流漏出(下図)
😀 追加コメント
- SP-AやSP-Dは間質性肺炎に対する陽性率はKL-6とほぼ同様ですが,細菌性肺炎で上昇する頻度が有意に高いため,間質性肺炎の診断能はKL-6に及ばないようです.
- これらのマーカーの組み合わせは診断能を改善しますが,保険上は『KL-6,SP-A,SP-Dを複数を実施した場合,主たるもののみ算定する』と記載されています.
(投稿者 川崎)
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