- 頭部に経皮的通電を行い人工的な脳けいれんを誘発する治療方で精神神経疾患に対し行う
- イタリアのCerlettiらが1938年に統合失調症に初施行(Am J Psychiatry 1950;107:87-94)
- 症状に応じて,週2~3セッションを症状改善がプラトーになるまで計6~12回継続する
- 安全・確実に早く効果が得られ積極的適応は大うつ病性障害,双極性障害,統合失調症
- 特にるいそうが著しい状況や希死念慮が切迫しているような状況ではの唯一無二の方法
- 合併症は低血圧,不整脈,無呼吸遷延,誤嚥,気管支攣縮,遷延性けいれん,せん妄他
- 現在は短パルス矩形波による麻酔薬・筋弛緩薬を使用した修正型ECT(m-ECT)が主流
- m-ECTの実施件数(2015年)は一般病院精神科では16,067回,精神科病院では23,173回
(投稿者 川崎)
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