💊 抗血小板療法
- 無症候性頚動脈狭窄症に対する脳梗塞一次予防の抗血小板療法のエビデンスは十分でない.脳卒中治療ガイドライン 2015(追補 2017)では「中等度以上の無症候性頚動脈狭窄症に対して総合的な判断のうえで抗血小板療法を考慮してもよい」と記載されている.
- 症候性頚動脈狭窄に対する抗血小板療法は必須であり,アスピリン,クロピドグレル,シロスタゾールが使用される.特に脳梗塞急性期には抗血小板薬2剤併用療法を考慮してもよいが,長期に継続すると出血性合併症のリスクがあるため単剤に減量する必要がある.
(投稿者 川崎)
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