- 概略 自己免疫性甲状腺炎(特にバセドウ病の晩期)に認める皮膚病変
- 頻度 甲状腺中毒症の約0.5%~4.3%(重度のバセドウ眼症患者の約15%)
- 原因 自己抗体が結合組織抗原および筋肉抗原と交差反応するためと推測
- 症状 色素沈着過剰の丘疹,非圧痕性浮腫,皮膚硬結(掻痒や疼痛なし)
- 部位 前脛骨(99.4%)、前脛骨+足(4.3%)、前脛骨+上肢(1.1%)など
- 病理 ムチン(グリコサミノグリカン)の沈着と正常コラーゲン束の分離
- 経過 178人の検討で46%は治療をされず,その50%が17年以内に完全寛解
- 治療 甲状腺治療+局所コルチコステロイド,減圧理学療法、外科的切除
- 甲状腺皮膚症を呈したバセドウ病の49歳女性 -
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(投稿者 川崎)
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