- 心膜周囲脂肪壊死によって急性胸痛を呈する稀な良性疾患
- 初報は2005年スペインの放射線科医Victor Pinedaら(※)
- 突然の胸痛で発症するため救急部門を受診することが多い
- 救急部門で胸部CTを撮影した全7,463例中の20例が同疾患
- 確立された診断基準はない(厳密には病理組織検査を要す)
- 三徴は胸痛+炎症所見を伴う脂肪組織像+隣接心膜の肥厚
- 咳や発熱などの付随症状に乏しいく炎症反応はなし~軽度
- 対症療法のみで特別な対処は不要(多くの症例で誤診疑い)
💁 心膜に関する過去の投稿 ➜ コチラ
(投稿者 川崎)
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