- 近隣クリニックから当院へ紹介例が論文になりました
- 労作時の動悸がありマスター負荷で2:1伝導ブロック
- 心エコー図や運動負荷タリウム、ホルターに問題なし
- その後に目薬(β遮断薬含む)の使用(片眼)が判明
- 目薬の中止後は安定するも1年後に完全房室ブロック
- なんと今度は両眼に点眼 → 中止後にブロックは消失
- その後に眼科で閉塞
隅角 緑内障に対して手術を実施
😀 知識の整理
💁 論文の過去投稿は
コチラ(ウェブ版なら画面右の分類からも選択可)- ベータ遮断薬を含む点眼薬の全身的な影響は,正常な心血管機能を有する個人では極めて軽微で無視できる.
- しかし房室ブロックを呈した243症例の検討では,その内12症例でβ遮断薬を含む点眼薬を処方されていた.
- 点眼薬の中止後この12例中7例では洞調律が回復したが,5例では最終的にペースメーカ植込み術を要した.
(投稿者 川崎)
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