- 膵臓の腺房細胞を発生母地とする稀な悪性膵外分泌腫瘍
- 発生頻度は全膵腫瘍の1%程度(90%以上が膵管腺がん)
- 男性に多く平均50~70代と膵管癌に比べやや若年に好発
- 非特異的な症状が多く体重減少・腹痛・嘔気などがある
- 膵管癌より柔らかく膵頭部に生じても黄疸を生じにくい
- 発見時には腫瘍の径が大きく遠隔転移を伴う症例が多い
- 切除不能なら薬物(専用治療はなく通常の膵がんに準ず)
📍 他の希少膵がん
- 腺扁平上皮がん ➜ 膵悪性腫瘍全体の約0.7%で10万人当たり約0.1人
- 粘液がん ➜ 膵悪性腫瘍全体の約0.4%で10万人当たり約0.07人の頻度
- 髄様がん ➜ 膵悪性腫瘍全体の約0.001%で10万人当たり約0.001人未満
- 退形成がん ➜ 膵悪性腫瘍全体の約0.2%で10万人当たり約0.02人
- 充実性偽乳頭状腫瘍 ➜ 膵悪性腫瘍全体の約0.05%で10万人当たり約0.02人
(投稿者 川崎)
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