このブログを検索

2016-06-29

ニューキノロンと併用注意

救急の現場で外来フォロー時に皆さんはどんな抗生剤を使用しますか?
逃げ技とも非難されますが、やはりニューキノロン系の使用は多いように感じております。
ニューキノロンは非定型肺炎や、グラム陽性菌などカバーの大きい殺菌性のつよい抗生剤で原因が不明確なままの治療を強いられる外来では多用しやすいでしょう。
しかしそんなキノロン系の注意点として痙攣の誘発があります。既往に痙攣がある場合は注意が必要でしょう。また、NSAIDs特にボルタレンンやロキソニンには痙攣誘発の増強作用があり、避ける方がいいでしょう。


また、マグネシウム製剤はクラビットの吸収を悪くするので、2時間くらいは空けて投与しましょう。

(投稿者 國枝)

0 件のコメント: