=(尿中IgG/血清IgG)/(尿中トランスフェリン/血清トランスフェリン)
原理:IgG(約150kDa)は大きい蛋白,トランスフェリン(約80kDa)は小さい蛋白の代表
解釈:SI≦0.2なら正常(尿蛋白の選択性が高い),SI>0.2なら異常(尿蛋白の選択性の低下)
ネフローゼ症候群の組織型やステロイドの効果の指標として応用可能
- SI低値 ⇒ 微小変化型ネフローゼの疑い ⇒ ステロイドの効果が期待できる
- SI高値 ⇒ 膜性増殖性糸球体腎炎,巣状糸球体硬化症,膜性腎症など ⇒ ステロイドに期待しにくい
(投稿者 川崎)
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