臨床上重要な観念であるが,ゴールドスタンダードとなる診断基準は未だ確立されていない
本邦で汎用されている三大DIC診断基準
- 旧厚生省基準(旧基準)⇒感染症に関する感度が悪い,肝疾患で誤診あり
- 国際血栓止血学会基準(ISTH基準)⇒全体の感度が悪い
- 日本救急医学会基準(急性期基準)⇒感染症に強いがすべての基礎疾患には適応できない
2014年に日本血栓止血学会DIC診断基準暫定案が提案された(血栓止血誌2014;25:629-646)
感染症型・造血障害型・基本型の三本柱からなりDIC診断の新基準として期待されている
(投稿者 川崎)
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