自家中毒症やアセトン血性嘔吐症と呼ばれることもある
- 診断 尿中ケトンや血中3-OHBAの上昇+器質的疾患の除外
- 機序 ブドウ糖不足⇒体脂肪消費⇒遊離脂肪酸⇒ケトン体増加
- 誘引 過労,ストレス,感染,自律神経失調など
- 年齢 2-10歳の小児で多いが,成人例での報告もあり
- 特徴 空腹時(特に朝食前)の嘔吐,成人例では痩せ型
- 治療 食事指導(炭水化物◎,ビタミン〇,脂肪×),ストレス回避など
成人例の頻度は不明ですが,女子大生926 名中10 名(≒1%)という報告あり(東京家政大学研究紀要.2015;55:103-111)
(投稿者 川崎)
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