命名はフランス細菌学者Andre Lemierreによる20例の報告から(Lancet. 1936;227:701–703)
- 症状 感冒症状後に頸部の圧痛や腫脹,流涎,開口障害,呼吸困難など
- 疫学 100万人に数名未満,10~20代の健常者に多い,男:女=2:1
- 原因 嫌気性菌が多い(特に上気道の常在菌であるフソバクテリアム)
- 検査 血液培養(嫌気培養が必須),頭頸部CT(造影)など
- 治療 抗菌薬,抗凝固薬(ヘパリン・ワルファリン)他
- 予後 診断が遅れると不良(死亡率10%)
典型例 ⇒ Lemierre 症候群の1 例.日呼吸会誌 2011;49:449-453
(投稿者 川崎)
0 件のコメント:
コメントを投稿