他にビブリオ属(コレラ菌や腸炎ビブリオなど),スピロヘータ(梅毒やライム病など)
らせん状桿菌が血培から検出されることは稀であるが,カンピロバクターによる敗血症の報告は散見される.リスクファクターは末期腎不全,肝硬変,免疫不全,悪性疾患,HIV感染などで,胃腸症状を伴わない症例が半数以上である.(Clin Microbiol Infect. 2010;16:57-61/Clin Infect Dis. 2008;47:790-6)
最近ではヘリコバクター・シネディ(H. cinaedi)による蜂窩織炎や腸管のバクテリアトランスロケーションによる敗血症も少なくない(北大病院感染対策マニュアル ヘリコバクター・シネディ H28.5)
(投稿者 川崎)
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