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2017-11-23
子宮留水腫
子宮腔内に粘液または漿液性の貯留液が存在する子宮留腫の一病態
子宮留腫は貯留液の性状により
子宮留膿腫
,留水腫,留血腫に区別
子宮留腫は婦人科外来の0.01~0.5%(留水腫62.7%,留膿腫27.5%,留血腫9.8%)
機序 子宮頸管の狭窄や閉塞機転により分泌物の自然排出が障害
頻度 50歳以上の女性の4.4%,閉経女性の12~14.1%
症状 無症状が多い(感染症を伴うと留膿腫:発熱や膿性帯下,下腹部痛など)
病因 腫瘍,放射線療法後,老人性頸管狭窄,人工中絶等による外傷,先天性奇形など
(参考文献:
臨床婦人科産科 2004;58:951-958
/
東京医科大学雑誌 1991;49:614-617
)
(投稿者 川崎)
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