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2026-09-15

悪性水腫菌(Clostridium septicum)

  • グラム陽性の芽胞形成偏性嫌気性桿菌で土壌中などに広く分布している
  • 牛や馬など家畜の創傷感染症「悪性水腫」の原因菌として同定された菌
  • α毒素による壊死性筋炎から急速かつ進行性の菌血症性ショックに陥る
  • 誘因は好中球減少や大腸癌による腸管粘膜バリアの破綻(8割が癌合併)
  • 診断は血液培養・グラム染色、CTでの軟部組織ガス像評価(下の写真)
  • 治療は緊急外科的デブリードマンと広域抗菌薬(+悪性腫瘍への対応)
  • 生存率は C. septicum 菌血症で50%,ガス壊疽合併例では21%まで低下


大腸癌穿孔を伴う悪性水腫菌によるガス壊疽例(来院16時間で死亡)
(投稿者 川崎)

2026-08-07

ネフィー®(アドレナリン点鼻液)

  • 鼻噴霧してアドレナリンを投与する国内初アナフィラキシー補助治療剤
  • 2025年9月に本邦で製造販売承認を取得、2026年2月に発売(添付文章)
  • 鼻粘膜には毛細血管が豊富であり、噴霧後速やかにアドレナリンが吸収
  • 血中アドレナリン濃度はエピペン®とほぼ同等(立ち上がりは少し遅い)
  • 処方する医師はオンライン登録講習を受講して、処方医師の登録が必要
  • 投与量は<30kgなら1回1mg、≧30kgなら1回2mg(10分後を目途に2回目)

- 保育士や教職員の使用 -

令和8年4月16日付の文部科学省等からの事務連絡「学校等におけるアナフィラキシーショック時のアドレナリン点鼻液(ネフィー®)投与について」で、学校等における児童等のアナフィラキシーショック発現時に、教職員等によるネフィー®投与について一定の条件を満たした場合に医師法第17条の違反とならないことが示されています。(※現時点で救急救命士への通達なし)

ネフィー®の実際
(GoodRX:日本では電話は119/2回目は10分が目途)
(投稿者 川崎)

2026-05-12

早期警告スコア NEWSニューズ (National Early Warning Score)

  • 患者の容態急変を早期検知する標準化された指標
  • 通常のバイタルサイン 6〜7項目を点数化して算出
  • 高スコアほど急変リスクが高くRRSなどを考慮する
  • 2012年に作成され2017年に更新(NEWS → NEWS2)
  • 英国NHS(国民保健サービス運用公的機関)で利用


(投稿者 川崎)

2026-04-05

PACSセミナー

  • PACS(パックス)は日常臨床で耳にする用語で、Picture Archiving and Communication Systemの略
  • レントゲンやCT、MRI、RIなどの各種医療画像を、デジタルで保存・管理・閲覧するための管理システムのこと
  • しかし近年、循環器あるいは救急の領域でPACSという言葉を眼にする機会が増えました(PACSセミナーなど)

💢もう一つの「PACS」
  • PACSはpost cardiac arrest syndromeの略で、邦名は心停止後症候群など
  • 自己心拍再開(ROSC)後の全身の虚血再灌流障害に起因する複雑な病態
  • 4つの問題:脳障害、心筋機能不全、全身虚血再灌流反応、心停止の原因
  • (ただし救急医療後症候群 PACS(Post-Acute Care Syndrome)もあり)
  • (さらにPost acute Covid-19 syndromeやpost-ACS [急性冠症候群] など)

- PACSテキスト -


(投稿者 川崎)

2025-12-25

今週の一枚 🎯

呼吸困難感を訴える高齢者(数年前にペースメーカ植込み後)
血圧84/40mmHg,心拍数60bpm,酸素飽和度93%(酸素3L)


(投稿者 川崎)

2025-12-23

昇圧薬:フェニレフリン塩酸塩  Phenylephrine Hydrochloride

  • 昇圧剤:ドブタミン(主にβ1受容体に作用),ドパミン(ノルアドレナリンの前駆体でドパミン・β1・β2・α受容体に作用),アドレナリン(α・β受容体に作用),ノルアドレナリン(内因性カテコラミンでβ1・α1受容体に作用)
  • いずれもβ1受容体に作用するため,頻脈や左室流出路狭窄を有する症例には使用が困難です.このように心臓の忍容性が低い患者に対する昇圧薬として,アドレナリン類似の構造を持つ選択的α1刺激薬フェニレフリンがあります.
  • 麻酔領域以外でフェニレフリンの使用経験が豊富なスタッフは限られていると思われるため,本ページに覚書を作成しておきます.静注した場合は即効性があり,作用時間はアドレナリンよりも長く5~10分だそうです(参考)

🌓 商品名:ネオシネジン コーワ注 1 mg/5 mg(添付文書 PDF)
  • 薬効分類名:血管収縮・血圧上昇剤
  • 禁忌:本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
  • 効能または効果:
    • 各種疾患若しくは状態に伴う急性低血圧又はショック時の補助治療
    • 発作性上室頻拍
    • 局所麻酔時の作用延長

🌗 フェニレフリンの低血圧に対する実際
  • 機序:選択的α1刺激薬で心臓、気管、末梢血管のβ受容体にはほとんど作用しない
  • 適応:末梢血管収縮による昇圧薬として有用(心拍数が低下するので高度の徐脈となったときにはアトロピンで拮抗/血圧上昇の力価はアドレナリンの約1/5)
  • 実際:通常成人1回0.2mgを静注(0.1~0.5mgの範囲内で増減).持続静注は10~20µg/minで使用.2~5mgを皮下注または筋注する方法もあるが,即効性・調節性に欠ける.


(投稿者 川崎)

2025-11-21

論文 🏆 NEJM

  • 当院で経験した症例がN Engl J Medに掲載されました
  • 意識障害でER搬入された若者で甲状腺クリーゼでした
  • 甲状腺腫大と頚部のコリガン脈、甲状腺雑音が特徴的
  • 動画や音声はコチラで確認できます(無料登録が必要)


🐔 独り言
  • 甲状腺クリーゼの身体所見は、いつか遭遇するだろうと長年待っていました。また本例は当初 EHJ - Case Reports に投稿する予定でした。でも投稿直前に「ダメもとでNEJMいってみるか」と送ったら――まさかの採択🎉準備と挑戦って大切。なお当院でのNEJM Images in Clinical Medicine の戦績は32投稿4採択です。本邦でトップクラスだったら嬉しいな…😉


👉「論文」の過去の投稿は コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)

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(投稿者 川崎)

2025-09-11

今週の一枚 🎯

重症感染症でICUに入院した超高齢者

💙 解説
  • QRS波の後にP波が観察される(V1誘導に注目)
  • よく見るとPがQRS波に少しずつ追いついている
  • 房室解離であるが等頻度房室解離と考えられた
  • 最終的にPがQRSを追い越し通常の伝導が回復

💣 等頻度房室解離(isorhythmic atrioventricular dissociation)
  • P波とQRSにはつながりが無く心室は房室接合部からの刺激で収縮する房室解離のうち,洞結節の興奮発生頻度と房室接合部の興奮発生頻度がほぼ等しい状態
  • 房室解離が出現する原因として,①洞調律が遅くなった状態,②下位中枢の興奮発生機能が亢進した状態,③両方が組み合わされた状態が考えられます(引用)
  • 房室解離は可逆性ですが,心房収縮が無効になり血行動態が悪化することがあります.本例でも感染性ショックが遷延 → 炎症の鎮静化に伴い房室解離も消失

👻「今週の一枚」の過去の投稿は コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)

(投稿者 川崎)

2025-08-03

PCAS ピーキャス

  • post cardiac arrest syndromeの略で邦名は心停止後症候群

- 脳障害の病態生理 -

😐 おまけ
  • PCASといえば体温管理療法(targeted temperature management;TTM)(旧名はtherapeutic hypothermia,低体温療法)
  •  PCASのもう一つの話題は人工心肺を用いたECPR(Extracorporeal Cardiopulmonary Resuscitation,体外循環式心肺蘇生)

🚑 蘇生に関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

2025-07-19

ピトレシン(一般名 バソプレシン/Vasopressin)

日本版敗血症診療ガイドライン2020より

CQ6-9-1&2
  • 成人敗血症患者に対する血管収縮薬の第一選択としてノルアドレナリン,ドパミン,フェニレフリンのどれを使用するか?
Answer
  • 第一選択としてノルアドレナリンを投与することを弱く推奨する。(GRADE 2D:エビデンスの確実性=「非常に低」)

CQ6-10-2
  • 成人敗血症患者に対する血管収縮薬の第二選択としてバソプレシンを使用するか?
Answer
  • 第二選択としてバソプレシンを使用することを弱く推奨する。(GRADE 2D:エビデンスの確実性=「非常に低」)


ピトレシンの効能又は効果(添付文書)
  • 下垂体性尿崩症、下垂体性又は腎性尿崩症の鑑別診断、腸内ガスの除去(鼓腸、胆のう撮影の前処置、腎盂撮影の前処置)、食道静脈瘤出血の緊急処置

💣 追加コメント
  • 敗血症などによる急性低血圧やショック時の補助療法としては適応外使用であるが企業見解が提出され,「バソプレシン【注射薬】」を「急性低血圧」、「ショック時の補助治療」に対して処方した場合、当該使用事例を審査上認めるという社会保険診療報酬支払基金の判断がなされている。
  • 企業が提出している用法・用量についての記載は点滴静注:生理食塩水、5%ブドウ糖などで溶解し、0.01~0.04 U/分で持続静注.具体的には1アンプル(1 ml中合成バソプレシン20単位,528円)を生食19 mLで溶解して(1 mlあたり1 U),シリンジポンプで0.6〜2.4 mL/Hで投与
バソプレッシン
💁 バソプレシンに関する過去の投稿 ➜ コチラ
 
(投稿者 川崎)

2025-03-31

第21回 循環器Physical Examination講習会より


循環器Physical Examination講習会は故・吉川純一先生が2003年に立ち上げられた身体所見に関する研究会です.「生きた physical examination」を体感・習得して,「感動できる」ものにしていきたいと思っています.毎週情報発信をしているので,よければSNSでフォローしてみてください.


👻「フィジカル講習会」の過去の投稿は コチラ(PC版なら画面右の分類からも選択可)

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(投稿者 川崎)

2024-12-16

第21回 循環器Physical Examination講習会より


循環器Physical Examination講習会は故・吉川純一先生が2003年に立ち上げられた身体所見に関する研究会です。「生きた physical examination」を体感・習得して、「感動できる」ものにしていきたいと思っています。毎週情報発信をしているので,よければSNSでフォローしてみてください.


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(投稿者 川崎)

2024-07-01

第21回 循環器Physical Examination講習会より


循環器Physical Examination講習会は故・吉川純一先生が2003年に立ち上げられた身体所見に関する研究会です。「生きた physical examination」を体感・習得して、「感動できる」ものにしていきたいと思っています。毎週情報発信をしているので,よければSNSでフォローしてみてください.


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(投稿者 川崎)

2024-06-04

劇症型溶血性レンサ球菌感染症 STSS: streptococcal toxic shock syndrome

  • 通常は小児に急性咽頭炎などを引き起こすA群溶連菌による重篤な病態の一つ
  • 主にA群溶血性レンサ球菌(S. pyogenes [ピオゲネス] /別名,化膿レンサ球菌)
  • STSSは子供から大人まで広範囲の年齢層に発症(特に30歳以上の大人に多い)
  • 免疫不全などの重篤な基礎疾患がなくても突然発病する例がある点に注意する
  • 初期の症状は四肢の疼痛・腫脹,筋肉痛,発熱・悪寒,血圧の低下,下痢など
  • 発症数十時間以内には軟部組織壊死,腎不全,ARDS,DIC,MOF,ショックへ
  • 診断は通常無菌部(血液、脳脊髄液、胸水、腹水など)から上記細菌の検出
  • 治療はPC系(+CLDM,免疫グロブリン),広範囲病巣(菌の生息部位)切除
  • 2023年の報告数は本邦で941人と統計以降の最多(本年も3/17で既に517人)
  • 今までは毎年100-200名が確認されて,約30%が死亡する致死率の高い感染症
  • 全数報告対象(5類感染症)で診断医師は7日以内に最寄りの保健所に届け出

2024-04-08

フィジカル忘備録:第21回循環器Physical Examination講習会より

  • 心房中隔欠損では肺高血圧がなくてもⅡ音の肺動脈成分が亢進する(肺動脈の基部が拡大し胸壁に近づく+肺血流が増加するため)
  • 心房中隔欠損では相対的PSによる収縮期駆出性雑音に加えて三尖弁拡張期ランブルを聴取することがある
  • 循環器フィジカルイグザミネーションの実際(2005/9/1,吉川純一編集,文光堂)は新青本と言われている
  • Dr.水野のうたう♪心音レクチャー /ケアネットDVD(ケアネット,2017/1/1)がいい
  • 心不全の心機能分類 NYHA ではⅡ度はⅡs(slight limitation of physical activity)とⅡm(moderate limitation of physical activity)に細分するが,Ⅲ度はⅢa(慢性)とⅢb(最近の症状出現:Patients in NYHA class IIIb closely resemble those with a recent history of dyspnea at rest)
  • 心不全の身体所見の要は低還流,肺うっ血,体液貯留の3つである
  • 敗血症の低灌流は膝を見るとより(一番冷たい)
  • 下肢挙上は自己輸血(補液500mlと同じCRT改善効果)
  • 大動脈のRCCとLCCの間に左脚枝があるので手術時には慎重に行う
  • Prosthesis-patient mismatch (PPM) は患者の体格に対して不適切に小さい人工弁が留置され十分な有効弁口面積(EOA)が得られない状態
  • functional MRは雑音が聞こえにくい


当日の風景(少数の現地聴講+全国にWEB配信)

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(投稿者 川崎)

2024-02-22

今週の一枚 🎯

心不全増悪に対して利尿薬を追加した症例
外来の再診時には手がとても冷たくなっていた

👽 解説
  • 再診時には内頸静脈の拍動は完全に消失
  • 手指や爪床に末梢チアノーゼは認めない
  • 症状に関して特に言及なし(元々乏しい)
  • 採血ではCr上昇,BUN上昇,BNP大幅低下
  • 利尿薬の過剰投与 ➜ 血管内脱水と判断
  • 利尿薬を減量して早期のフォローを予定

💣 WRF (worsening renal function)
  • 心不全例では利尿薬(特にループ系)の追加で血清クレアチニンの上昇を認めることがあります.WRF(腎機能悪化)と呼ばれ,その定義は48時間以内に絶対値で0.3mg/dL以上あるいは前値より50%以上の上昇などです.
  • 機序は交感神経/RAA系の亢進による末梢血管のトーヌス亢進や体液量減少による心拍出量の減少などが考えられます.このWRFは心腎連関の一つですが,予後悪化の指標であることが知られているため注意が必要です.
  • 本例のように座位で内頸静脈拍動が明瞭だった症例(=中心静脈圧が高度上昇)で,利尿薬の追加後に頸静脈拍動が綺麗さっぱり消失した時には要注意です.必ず手を触ってみて冷たくなっていないか確認してください.

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(投稿者 川崎)

2023-06-03

ショックなら「サルも聴診器」🙉

  • 一般的な診断学のアプローチは病歴→身体所見→鑑別診断→検査→治療(いわゆるH&P症例:History and Physical)ですが,ERやショック例では診断と治療を同時並行おこなう必要があります(いわゆるABC症例:Air, Breathing, and Circulation)(過去の投稿).
  • 「サルも聴診器」はご存知,林 寛之先生(福井大学医学部附属病院 総合診療部)が提唱されるショック症例への対処法です.患者さんを目の前から離さないで蘇生処置を行いながら原因検索することができる優れ技です(もちろん病棟での急変でも応用可能)(引用).

  • さ ➜ 酸素投与
  • る ➜ ルート確保
  • も ➜ モニター(ECG,SpO2)
  • 聴 ➜ 超音波 Pump/Tank/Pipe
  • 診 ➜ 心電図と胸部X線ポータブル(外傷の時は骨盤正面X線も追加)



💁 語呂合わせに関する過去の投稿 ➜ コチラ

(投稿者 川崎)

2022-06-24

「備えあれば憂いなし」ではありませんが...

🏥 日々の臨床現場
  • 薬剤などに対するアナフィラキシーは一定の頻度で経験されます(特に造影剤).またβ遮断薬を服用している症例ではアナフィラキシーが重篤化しやすく,第一選択薬のアドレナリン効果が減弱することも知られています.
  • 心疾患ではベータ遮断薬の内服例が少なくなく,冠動脈CTに至っては撮影直前にβ遮断薬を静注していることがあります.そんな時はグルカゴンが推奨されていることは知っていても,実際に投与経験がある医師は少数派?

🏢 重篤副作用疾患別対応マニュアル一覧より(厚生労働省)
  • 薬剤投与に関連してアナフィラキシーを疑う症状を認めた場合,0.1%アドレナリンの筋肉内注射(通常 0.3~0.5 mL,小児:0.01 mL/kg,最大 0.3 mL)を行う.注射の部位は大腿部中央の前外側である.筋肉注射後15分たっても改善しない場合,また途中で悪化する場合などは追加投与を考慮(令和元年9月改定)
  • β遮断薬内服時,アドレナリンの代わりにグルカゴン1~5 mg(20~30μg/kg 5分以上)静注.以後,5~15 μg/分で持続点滴(平成22年6月一部改訂)

😊 頭の整理
  • アドレナリン注 0.1%=1シリンジ1 mL(アドレナリン1 mg含)➜ 初期投与は0.3~0.5シリンジを筋注
  • グルカゴン(グルカゴンGノボ注射用1mg®)=1バイアル1 mg(粉末で冷所保存,1 mLの添付液で溶解)➜ 初期投与は1バイアル〜を緩徐静注

(投稿者 川崎)

2021-12-24

PBLS & PALS

AHA(アメリカ心臓協会(AHA: American Heart Association)が米国小児科学会(AAP: American Academy of Pediatrics)などと協力して提唱している小児救命処置法

  • PBLS=Pediatric Basic Life Support(小児一次救命処置)
  • PALS=Pediatric Advanced Life Support(小児二次救命処置)

成人に対するBLS(Basic Life Support/一次救命処置)やALS(Advanced Life Support/二次救命処置)の小児版.ちなみにACLS(Advanced Cardiovascular Life Support/二次心肺蘇生法)はALSの一つ(かつ中心).
👶 小児の血圧低下の基準
  1. 新生児(日齢0~28日)➜ 60 mmHg未満
  2. 乳児(1~12ヵ月)➜ 70 mmHg未満
  3. 小児(1~10歳)➜ 70 mmHg+(2×年齢)未満
  4. 小児(10歳以上)➜ 90 mmHg未満

収縮期血圧が年齢正常値の5パーセントタイル未満で定義され覚えるのが大変そうに感じるかもしれないけど,概ね”70➕年齢✖️2”未満でOKだそうです 😉

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  1. PAT: Pediatric Assessment Triangle 小児科三角形評価
  2. Sniffing position & Tripod position
  3. インフォームド・アセント Informed assent

(投稿者 川崎)

2021-09-01

👴 歴史クイズ

(Public Domain)



(投稿者 川崎)