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2025-04-25

メダップのフォロシーアールエム

  • メダップ株式会社(MedUp, Inc.)が提供する連携活動サポートツール foro CRM
  • CRMはCustomer Relationship Managemenの略(foroはイタリア語の広場から?)
  • 特地域医療連携に特化した連携活動サポートツール(済生会熊本病院と共同開発)
  • 効果的な戦略・施策立案や振返りが簡単に実行可能になる(当院も昨年に導入済)
  • 紹介データ:患者番号,来院日,紹介先診療科,紹介元施設名・住所・電話番号
  • 入院データ(DPC様式1=病院が厚労省に提出するデータファイル)ともリンク可
  • 訪問記録,電話応対,お断り履歴,研究会出席,連携登録医,OB名簿なども含む

foro CRMの主な機能

(投稿者 川崎)

2024-06-23

テレストローク Telestroke

定義
  • ICT(Information and Communication Technology;情報通信技術)を使用して遠隔地にいる専門医が,現地で急性期脳卒中患者(疑い例も含む)の対面診療を行う医師を支援する遠隔医療

対象範囲
  • 脳卒中,一過性脳虚血発作,およびこれらが疑われる患者の,急性期における診断・治療,管理を主な対象とする.急性期リハビリテーション,合併症管理を含む急性期管理の遠隔コンサルテーション,回復期以降の治療や管理については本ガイドラインの対象としない.また,救急隊と脳卒中受け入れ施設との病院前連携における遠隔医療については本ガイドラインの対象としない.

導入が推奨される施設
  • 急性期脳卒中患者を受け入れる施設で,脳卒中診療に精通する医師が常に対応することが困難なすべての施設


  • Hub施設 ➜ テレストロークにおける支援を行う保険医療機関で日本脳卒中学会が認定するPSC(primary stroke center;一次脳卒中センター)もしくはPSCコア施設
  • Spoke施設 ➜ テレストロークを受ける保険医療機関で頭部CTまたはMRI検査,一般血液検査と凝固学的検査,心電図検査が施行可能であることなどが条件


(投稿者 川崎)

2022-07-12

バイタルリンク® VitalLink®

  • 帝人ファーマ株式会社によって開発された多職種間の患者情報共有システム
  • パソコンやスマートフォン,タブレットを用いて情報を共有することが可能
  • 通信情報の暗号化に加え電子証明書とID・パスワード入力による2要素の認証
  • アンドロイド版は ココ,アップル版は ココ からアプリをダウンロード可能

App Storeに提示されているスクリーンショット)

⛨ 独り言
  • 先日の大阪心不全地域医療連携の会(OSHEF)の研究会で,心不全ポイントの共有のために使用されている施設がありました.個人情報を取り扱うアプリを自前で用意することは容易ではないことを考えると,バイタルリンク®の利用はとても実用的なことだと思います.病院として活用するときは使用料がかかるようですが...

(投稿者 川崎)

2022-01-10

日本循環器協会 Japanese Circulation Association

💖 2021年に新しい発足した循環器領域の一般社団法人
  • 日本循環器協会は、日本循環器学会・日本心臓財団とともに活動し、循環器病患者・家族、自治体や企業との連携を基盤として循環器病診療と研究のプラットフォームの役割を担う新組織です。(同協会のホームページより)



👶 独り言
  • 循環器領域には(にも?)たくさんの学会がひしめき合っています.どうして今更と思ったのですが,本協会の目指しているものは患者・家族~企業・自治体~医師・学会の連携のようです.僕にはとても魅力的に思われます.今後の進展が楽しみです.

(投稿者 川崎)

2021-01-31

オーシェフ OSHEF

  • OSHEF=Osaka Stops HEart Failure(大阪心不全地域医療連携の会)
  • 北野病院大阪市立総合医療センターで始まった心不全の病診連携
  • 学閥を超え大阪府下に広がっている(当院も北河内代表施設の一つ)
  • 診療情報・患者情報・評価方法を統一した”ツール”を用いて標準化
  • 患者さん自身が体重や症状などを数値化して緊急受診の要否を判定

OSHEFのホームページに記載された理念 💨
  • 大阪府下における心不全治療基幹病院、これら基幹病院と連携する医療機関、訪問看護ステーション、調剤薬局、ケアマネジャー、地域包括支援センターなどの多施設・多職種が連携する組織体制を構築することにより、増大する心不全医療のニーズや地域医療構想の中で需要の受け皿としての役割を果たすための体制を整備し、患者さんのお住まいのエリアにおける心不全医療の発展に寄与することを目的としています。

OSHEFで1年後の予後改善(主に心不全入院を減少)が最近示された

(投稿者 川崎)

2017-02-27

シックデイと経口血糖降下薬・インスリン

シックデイとは糖尿病で加療中の症例が下痢や嘔吐などで食事摂取が困難な状況
自己判断で糖尿病薬を中止すると著明な高血糖やケトアシドーシスのリスクになる

糖尿病診療ガイドライン2016糖尿病における急性代謝失調・シックデイより

(投稿者 川崎)