労作時の息切れで来院した症例(座位)
🐝 解説
- 右頚部腫瘍(30年著変なし)
- 安静座位で頚静脈は視認せず
- 深吸気負荷後も頚静脈は陰性
- 心音は明瞭なギャロップあり
- BNPは著増(>1000 pg/ml)
- 心エコー図で左室駆出率18%
🐙 頚静脈の座位定性の弱点
身体所見は診断特異度は高いのですが,感度が少し劣るという共通した問題点があります(評価者のばらつきもですが😑).一方,頚静脈の座位定性(シンプル頚静脈)は感度も特異度も臨床的には十分すぎるくらい高いと思われます.ただし特定の病態では役立たないと感じることもあるので,以下に列記してみます.
身体所見は診断特異度は高いのですが,感度が少し劣るという共通した問題点があります(評価者のばらつきもですが😑).一方,頚静脈の座位定性(シンプル頚静脈)は感度も特異度も臨床的には十分すぎるくらい高いと思われます.ただし特定の病態では役立たないと感じることもあるので,以下に列記してみます.
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(投稿者 川崎)