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2018-02-26

2017年度JAMEP 基本的臨床能⼒評価試験 (I. 総論)

  1. アドバンス・ケア・プランニング(ACP)とは患者・家族・医療従事者が今後の方針をあらかじめ決定しておくことである.病院死の減少につながるが,健康時に決定したACPの約半数が疾病発症時に変更される問題点も指摘されている.
  2. 治療のために必要な既往歴や治療歴などの情報を,患者の同意なしに家族から聴取することは,個人情報の適正な取得であり問題はない.
  3. 介護認定には主治医意見書と市町村による認定調査が必要である.主治医は市町村からの求めに応じて,患者本人の同意を得ずに意見書を提出できる
  4. 介護保険の対象者は65歳以上であるが,40〜65歳未満でも特定の疾病(合計16疾病)を有する場合は対象になる.介護保険の利用者は保険給付の1割の自己負担が必要である(所得金額や世帯人数によっては2割負担).
(投稿者 川崎)

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