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2018-02-26

リパクレオンについて

【製品名】
リパクレオンカプセル150mg
【一般名】
パンクレリパーゼ
【効能・効果】
膵外分泌機能不全における膵消化酵素の補充
【用法・用量】
通常、パンクレリパーゼとして1回600mgを1日3回、食直後に経口投与する。
なお、患者の状態に応じて、適宜増減する。
【治療学的・製剤学的特性】
(1)健康なブタ膵臓から得られた膵消化酵素製剤で、特にリパーゼ活性を高めたものであり、本邦で初めて膵外分泌機能不全に対する有効性及び安全性が検証された薬剤である。
(2)膵外分泌機能不全患者が食物を効率よく消化できるように工夫された製剤である。
・日局パンクレアチンと比較した単位重量当たりの力価として、製剤ではリパーゼで約8.4倍、プロテアーゼで約7.0倍及びアミラーゼで約6.5倍の力価を有する。
・胃内での失活を防ぐために腸溶性剤皮が施されており、さらに、胃内で食物と良く混和し、食物と共に速やかに十二指腸に排出されるのに最適な粒径(MMS製剤)を有している。
(3)膵外分泌機能不全患者に対し、栄養状態の代替指標のひとつである脂肪吸収率を著明に改善する。
(4)栄養素の消化吸収を改善することにより、患者の栄養状態を改善する。

(投稿者 小森)

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