- 前立腺が少し腫大していて辺縁が不鮮明になっている
- 周囲の脂肪織濃度も上昇し一部は直腸に接している
最終診断 ➜ 前立腺炎(後に血液培養からESBL産生E. coliが検出)
炎天下のゴルフ後から熱中症と即断せず(アンカリングバイアスを回避),尿路系感染症だけでは便意は説明できないことから,急性前立腺炎(およびその直腸波及)を疑い,直腸診で熱感と圧痛を確認後に確定のためCTを撮像した卒後数ヵ月の初期研修医はエライ!
おまけ 💇 脂肪織濃度上昇の英語表現 ”fat stranding” (strand=座礁させる)
(投稿者 川崎)
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